旧石器時代とは、打製石器が使用されていた時代のことです。教科書では、日本列島の旧石器時代と大陸の旧石器時代の項目が分けられていると思います。今回は、日本列島の旧石器時代について、定期テストで出題されそうな重要ポイントを簡潔にまとめてみました。
旧石器時代とは
旧石器時代とは、打製石器が使用されていた時代のことです。打製石器とは、石を打ち砕いて作られた石器のことです。日本列島の旧石器時代は、無土器時代、又は先土器時代と言われることもあります。日本の時代は、縄文土器や弥生土器など土器によって区分されています。土器のなかった時代なのせ、無土器時代や先土器時代と言われていると思われます。
日本列島の旧石器時代について
日本列島の旧石器時代は、大陸から日本列島に人が移り住んだことで始まります。かつては、今よりも海面が低く、日本列島とユーラシア大陸は陸続きでした。日本列島には、北からはマンモスが、南からはナウマンゾウがやってきたといわれています。そして、マンモスやナウマンゾウを追って、大陸から人々が移り住みました。これが日本列島の旧石器時代の始まりといわれています。
長野県の野尻湖底遺跡では、ナウマンゾウやオオツノジカの化石が発見されました。これらは、大陸と日本列島が陸続きであった証拠になっています。
確認テスト
[問題]
問1:旧石器時代とは、どのような時代か。
問2:ナウマンゾウやマンモスなど、大陸に生息していた生物の化石が日本列島でも見つかっている。このことから、大陸と日本列島は、かつてはどのような状態であったと考えられるか。
問3:日本列島の旧石器時代の後には、何時代がくるか。
[解答]
問1:打製石器が使用されていた時代
問2:陸続き
問3:縄文時代
動画でおぼえよう!
ポテスクールの動画「日本列島の旧石器時代についておぼえよう!」は、日本列島の旧石器時代を学習するための動画です。日本列島の旧石器時代の重要ポイントを簡潔にまとめています。わかりやすくまとまっていると思うので、動画も活用していただければ幸いです。
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