【中学国語】慣用句【無料ダウンロード・印刷】
中学生国語【慣用句】プリント・確認テスト用紙
中学国語【慣用句】の確認プリントです。定期テスト対策、受験対策にご使用ください。
慣用句.16
慣用句とことわざは何が違うの?
「慣用句」と「ことわざ」は何が違うのでしょうか。わかりますか?
「慣用句」と「ことわざ」は、日本語でよく使われる言い回しの一つですが、じつはそれぞれ微妙に異なるんです。
まず、慣用句は、特定の状況や場面でよく使われる言葉や表現です。
例えば、「目を見張る」「耳を疑う」とか、「顔が赤い」とか。
これらは、そのままの意味よりも、もっと広い意味で使われることが多いです。
一方、ことわざは、長い年月を経て人々から受け継がれてきた言葉で、通常、人生や社会の教訓や知恵を示す短い言葉です。
例えば「猿も木から落ちる」や「花より団子」。「一石二鳥」などがそれにあたります。
これらは、特定の状況や場面で使われるわけではなく、広く普遍的な意味を持っています。
慣用句は、言葉の使い方に関しての表現方法で、ことわざは人生の教訓や知恵を表現するものなんですね!
慣用句とことわざの見分け方は?
慣用句とことわざの見分け方はどのようにしたらいいのでしょうか。
慣用句とことわざを見分けるためには、いくつかのポイントがあります。
1.文脈を確認する
その言葉が使われる文脈を考えます。もし特定の状況や場面でよく使われる表現なら、それは慣用句の可能性が高いです。一方、普遍的な教訓や格言のように広く使われるなら、それはことわざかもしれません。
2.意味を考える
その言葉の意味を考えます。もし言葉の意味がそのままの意味よりも広い範囲に使われるなら、それは慣用句の可能性があります。一方、言葉が普遍的な教訓や知恵を示すなら、それはことわざかもしれません。
ただ、とても見分けにくいものもありますので、ざっくりでよいので覚えていてくださいね!