古墳の種類をおぼえよう!

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 古墳とは、墓のことです。日本では、3世紀~7世紀にかけて造られました。古墳には、天皇や豪族などの権力者が埋葬されました。日本には、16万以上の古墳があります。Google Mapで調べてみると、自分の住んでいる地域にも多くの古墳があって驚かされます…これらの古墳は、形状によって分類されています。そして、形状によって分類された古墳の種類が定期テストの頻出問題だったりします。今回は、古墳の中でも中学生の定期テストで出題される古墳について紹介したいと思います。

前方後円墳

 前方後円墳は、上から見た形状が、方形(四角形のことです)の部分と円形の部分の組み合わせとなる古墳のことです。上から見ると、鍵穴のような形になっています。一部地域を除いて、日本各地にあります。近畿地方に多くあるイメージですが、関東のほうに多く分布しています。代表例は、大阪府にある大仙古墳、兵庫県にある五色塚古墳です。大仙古墳は、日本最大の古墳です。

円墳

 円墳は、上から見た形状が円形の古墳のことです。円墳は、全国各地にあります。日本で最も多い古墳といわれています。代表例は、埼玉県にある丸墓山古墳です。 丸墓山古墳 は、日本最大の円墳とされていましたが、近年では、奈良県にある富雄丸山古墳が日本最大の円墳ではないか、ともいわれています。

方墳

 方墳は、上から見た形状が方形(四角形)の古墳のことです。方墳も全国各地にあります。円墳に次いで多い古墳とされています。代表例は、千葉県にある龍角寺岩屋古墳です。 龍角寺岩屋古墳 は、日本最大の方墳とされています。

その他の古墳

 代表的な古墳は、円墳、方墳、前方後円墳の3つです。中学生の定期テストでは、前方後方墳以外の古墳については問われることはないと思うので、基本的には前方後方墳を覚えておけばいいと思います。以前は円墳や方墳について問われることもありましたが、現在では前方後円墳ぐらいしか問われることはないようです。しかし、古墳には多くの種類があります。例えば、前方後方墳、双方中円墳、四隅突出墳などがあります。興味のある方は、さまざまな種類の古墳について覚えておくといいかもしれません。

埴輪について

 古墳を学習する場合、合わせて埴輪(はにわ)についても学習したほうが効率的です。埴輪とは、古墳の上に並べて置かれた土器のことです。埴輪が置かれた目的は、諸説ありますが、はっきりとはわかっていません。埴輪は、古墳に合わせて学習すると思うので、古墳とセットで覚えておくといいと思います。

動画で覚えよう!

 ポテスクールの動画「古墳の種類をおぼえよう!」は、古墳の種類をおぼえるための動画です。上に挙げた円墳、方墳、前方後円墳の他にも、多くの種類の古墳を紹介しています。テストで問われる古墳は、前方後円墳ぐらいなので、テスト対策という意味では、古墳の種類を覚えてもあまり意味がないかもしれません。テスト対策というよりは、趣味で古墳の種類を覚えたい!という方におすすめの動画です。