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中学技術【エネルギー変換の技術・電気回路】プリント・確認テスト用紙
中学技術【エネルギー変換の技術・電気回路】の確認プリントです。定期テスト対策にご使用ください。
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【閑話休題】日本全国の発電所について
日本全国の発電所の位置、各種類の発電所が供給する電気の割合について、まとめてみました。
◆日本には、主に以下の種類の発電所があります。
- 火力発電所(石炭、石油、天然ガスなど)
- 水力発電所
- 原子力発電所
- 風力発電所
- 太陽光発電所
- 地熱発電所
◆発電所の位置
- 火力発電所: 主に日本全国の沿岸部に集中しています。燃料を輸入するために港の近くに立地することが多いです。例として、東京湾岸地域、大阪湾岸地域、北九州市周辺などに多く存在します。
- 水力発電所: 山岳地帯や川沿いに多く設置されています。長野県、岐阜県、福島県などの山岳地帯に多くあります。
- 原子力発電所: 地震や津波のリスクを考慮しつつも、沿岸部に立地しています。福島県、茨城県、福井県などに多くあります。
- 風力発電所: 風の強い沿岸部や高原地帯に設置されています。北海道、青森県、秋田県、長崎県などに多くの風力発電施設があります。
- 太陽光発電所: 日照時間の長い場所に設置されることが多いです。関東地方、九州地方、中部地方などに広く分布しています。
- 地熱発電所: 火山地帯に位置するため、九州地方(大分県、鹿児島県)や東北地方(秋田県)に多くあります。
◆各種類の発電所が供給する電気の割合
2020~2023年のデータを基にした概算で、全国の電力供給に占める割合は以下のようになります。
- 火力発電: 約70%
- 石炭、石油、天然ガスを使用した発電が主力です。特に天然ガスの利用が増えています。
- 石炭、石油、天然ガスを使用した発電が主力です。特に天然ガスの利用が増えています。
- 水力発電: 約7%
- 自然の水流を利用した発電。特に山岳地帯で利用されています。
- 自然の水流を利用した発電。特に山岳地帯で利用されています。
- 原子力発電: 約6%
- 東日本大震災以降、原子力発電所の稼働は大幅に減少しましたが、一部再稼働しています。
- 東日本大震災以降、原子力発電所の稼働は大幅に減少しましたが、一部再稼働しています。
- 風力発電: 約1%
- 環境に優しいエネルギー源ですが、風況に依存するため割合はまだ低いです。
- 環境に優しいエネルギー源ですが、風況に依存するため割合はまだ低いです。
- 太陽光発電: 約8%
- 再生可能エネルギーの中で急速に普及していますが、天候に依存します。
- 再生可能エネルギーの中で急速に普及していますが、天候に依存します。
- 地熱発電: 約0.3%
- 地熱資源が限られているため、供給量は少ないです。
参考:
経済産業省のエネルギー白書や各種統計データ
電力会社の年次報告書(東京電力、関西電力など)
再生可能エネルギー普及状況に関する各種公開データ
国際エネルギー機関 (IEA) の日本のエネルギーに関するレポート