【中学家庭科】住まいの役割と安全（住まいと生活・気候風土・快適な住まい・災害対策）【無料ダウンロード・印刷】

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中学生家庭科【住まいの役割と安全な住まい方（住まいと生活・気候風土・快適な住まい・災害対策）】プリント・確認テスト用紙

中学家庭科【住まいの役割と安全な住まい方（住まいと生活・気候風土・快適な住まい）】の確認プリントです。定期テスト対策にご使用ください。

閑話休題：防災・減災グッズ

災害はいつどこで起こるかわからないものです。

日ごろから準備しておくことで、被害を緩和できますので、ぜひご家族で見直してみて下さいね。

災害時の備蓄は、その緊急性や必要な期間に応じて「一次備蓄」「二次備蓄」「三次備蓄」に分けると、より効果的に準備ができます。

それぞれの役割と具体的なグッズについて解説し、表にまとめました。

1. 一次備蓄：災害発生直後、命を守るための備蓄
　役割：災害発生直後の数時間〜1日程度の間、生命を守るための最低限の必需品を確保する。
　特徴：災害直後はパニックが起こりやすく、ライフラインも寸断される可能性が高いです。そのため、すぐに取り出せる場所に最低限の物を用意します。普段から防災ポーチや防災ボトルとして持ち歩くと良いですね。

2. 二次備蓄：災害後の数日間の生活を支えるための備蓄
　役割：災害発生後、数日間を生き延びるための物資を確保し、避難所や家庭内での最低限の生活を支援する。
　特徴：電気や水道などがまだ復旧しないことを想定し、数日間の食料や衛生用品、情報収集のための道具などを準備します。防災リュックとして用意し、いつでも持ち出せるように準備しておくと良いですね。

3. 三次備蓄：長期的な生活支援を視野に入れた備蓄
　役割：1週間以上の長期的な生活を見越し、生活インフラが完全復旧するまでを支えるための物資を確保する。
　特徴：長期間自宅避難や避難所生活が必要になる場合に備え、できるだけ快適な生活ができるよう、衣類や寝具、生活用品なども用意します。ローリングストックで、家に備蓄しておきましょう。

一次～三次備蓄の準備品リスト

備蓄段階	目的	必要な備品例	✅
一次備蓄	災害直後に命を守る
– 非常食	クッキー、缶詰、カロリーメイトなど	調理不要で保存が効くもの
– 飲料水	500mlペットボトル数本	災害時の1日分の水が目安
– ライト・懐中電灯	LEDライトや手回しライト	夜間の安全確保と移動用
– 笛・防犯ブザー	小型のホイッスルなど	助けを呼ぶための音源
– 応急手当用品	絆創膏、消毒液、包帯	けがをした際の応急処置
二次備蓄	数日間の生活支援
– モバイルバッテリー	スマホやライトの充電器	停電時の情報収集用に
– 衛生用品	ウェットティッシュ、ハンドジェル、マスク	感染予防や衛生管理
– カセットコンロ	小型の携帯用調理器具	簡単な調理や湯沸かし用
– 洗面用具	歯ブラシ、タオル	身体を清潔に保つため
– 着替え	Tシャツや下着	清潔を維持するため
三次備蓄	長期間の生活支援
– 衣類	冬用の防寒具、雨具	天候に応じて必要
– 寝袋・毛布	緊急時用の寝具	防寒や安眠確保
– テント・マット	簡易シェルター用	自宅使用が難しい場合
– ラジオ	電池式や手回し式	電波が使えないときの情報収集
– 燃料・生活備品	ガスボンベ、使い捨て食器	長期間の食事用に準備

必要なものについてご家族で話し合い、万が一に備えてみましょう！