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中学生国語【品詞(形容詞・形容動詞)】プリント・確認テスト用紙
中学国語【品詞(形容詞・形容動詞)】の確認プリントです。定期テスト対策、受験対策にご使用ください。
【閑話休題】形容詞と形容動詞の攻略法
国語の文法でよく登場する「形容詞」と「形容動詞」。
見た目は似ていますが、違いをしっかりと理解すれば簡単に見分けることができます。
- 形容詞とは何でしょうか?
-
形容詞は、「~い」で終わる言葉です。
例)
・うれしい
・かなしい
・あたたかいこのような言葉は、物の様子や気持ちを表し、「い」で終わることが特徴です。
また、活用もします。
たとえば「うれしい」は「うれしく」「うれしけれ」のように変化します。※ ヒント
「です」は形容詞の一部ではありません。
「うれしいです」といった表現は日常的に使いますが、「です」は丁寧な言い方にするために付け加えたもので、形容詞自体には含まれません。 - 形容動詞とは何でしょうか?
-
形容動詞は、「~だ」や「~です」で終わる言葉です。
例)
・静かだ
・きれいだ
・元気だこのように「だ・です」がセットになっているのが形容動詞の特徴です。
活用すると「静かに」「静かなら」などに変化します。※ヒント:「だ」や「です」を取ると名詞のような形になります。
たとえば「静か」だけでも名詞のように感じられます。
◆ 見分けるポイントのまとめ
ポイント | 形容詞 | 形容動詞 |
---|---|---|
終わり方 | ~い | ~だ/~です |
活用の形 | うれしい→うれしく | 静かだ→静かに |
後ろにつける語 | 「とても」がつく | 「とても」がつく |
「です」つけた形 | うれしいです | 静かです |
◆ 入試・テスト対策のポイント
- 「~い」で終わるか、「~だ」で終わるかに注目しましょう。
- 「うれしいです」「静かです」など、まぎらわしい表現に注意しましょう。
- 活用の形(例:「うれしく」「静かに」)がどうなるかを確認しましょう。
文法は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、「見分け方のルール」を覚えておくことで、だんだんと理解しやすくなります。
形容詞と形容動詞は、作文や読解問題などでも大切なポイントになりますので、しっかりと確認しておきましょう。
少しずつで構いません。こつこつと学習を続ければ、必ずできるようになります。
いっしょにがんばっていきましょう。